マジックナンバー7は都市伝説

数字、数学、パズル

「人は一度に記憶できるのは7つまでで、
個人差はせいぜいプラスマイナス2程度だ。
なので、箇条書きは7つ以上にならないよう気をつけよう。」

これは「マジックナンバー7」と呼ばれている。
この「7±2」という数字は、
ジョージ・A・ミラーが1956年に発表した論文が根拠であり、
いろいろな書籍でも引用されているし、
私もそうだと信じていた。

最新の論文によれば、せいぜい4つが限界

ところが、この数字は最新の研究によれば否定されている。
ミラーの論文を精査すると、
そこにかかれた7±2という数字は、
研究に基づいたものではなく、
単にアイデアを講演で述べただけのものだったのだ。

つまり、7という数字に根拠はなく、都市伝説と何ら変わりない。
(「インターフェースデザインの心理学 20pより)

最新の研究([Baddeley 1986][Cowan 2001])によれば、
マジックナンバーは「4」というのが正解なようだ。

昔から言われて、誰もが無条件に信じていることが
実はまちがいだったということはままある。

以前書いたが、ダーウィンが言ったと
いわれる有名な言葉も別人のものだし、
メラビアンの法則についても
間違って使っている人が多い。

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これからは箇条書きや構造化の際には、
項目が4つより多くならないよう意識しよう。
5つになるのなら、グルーピングする、ということ。

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