「上から目線」を忘れずに(メタPDCA)

「上から目線」というとネガティブなイメージですね。「上からの目線」と言った方が正しいかもしれません。

PDCAサイクルという言葉があります。Plan(計画)して、Do(実行)、その結果をCheck(検証)して、Action(改善)を行う・・という意味で、あらゆる業務に活用できる概念です。

ただし、忘れてはいけないのは「このPDCAサイクルは正しいのか?」という一段上からの視点。

スクリーンショット 2016-08-31 12.57.12

PDCAサイクルの中にあるC(検証)は、あくまでP(計画)やD(実行)に関する検証であって、「そもそもこのプロジェクトってやる意義あるの?」や「他にいいやり方があるんじゃないの?」という問いはこのC(検証)からは生まれません。PDCAサイクルで実現できるのはD(実行)を以下に効果的・効率的にできるかということのみです。

意味の無いことや筋の悪い方法を効果的・効率的に実行したところで、出てくる成果は思わしくないでしょう。
常にメタレベル(一段上)の視点を持つことでそういった不毛な努力を(完全にではないにせよ)避けることができます。

関連記事

  1. 経済図書館「ビズコリ」のチラシ裏面「会員の声」に掲載されました。

  2. 未来への扉、どこでもドア

    H29年度 創業・事業承継補助金の公募開始

  3. 当てはまらないケースを意識する

  4. データが語るもの

  5. 旅行、出張

    ありあまるところから、足りないところへ(門司港レトロ 旧門司税関)

  6. 落としどころを見据えて

最近の記事

  1. バックアップ、プランB

    2024.04.23

    雨が降っても
  2. 2024.04.15

    メンテナンス

読書記録(ブクログ)