様々な誘惑

小さな企業とはいえ社長をしていると、様々な誘惑が頼んでいないのにやってくる。

株式、未公開株、先物、不動産、M&A、何やらよくわからない提携のお誘い・・・・中には儲かりそうなお話もあるが、基本的には全て断っている。私は会社経営とは別のことを同時並行でやれるほど器用ではないし、ほったらかしにしておけるほどのメンタルもない。そもそも資産を増やすことにあまり興味がない。自分と家族と、社員(とその家族)が普通よりちょっとだけいい暮らしをできる程度のお金を稼げればそれでいい。

20代の、多分ITバブルの頃だと思うが、株式投資が流行ったことがあった。当時の同僚は、仕事中も株の動向が気になるようで、よくトイレに籠ってケータイ(当時はまだi-modeのガラケー)を操作していた。仕事はそっちのけだった。当時私は「株が何円か上がった下がったをチェックすることにとらわれる人生は私の好むところではない。たとえそれで儲かるとしても。読書でもしてよう」と思った。今もそう思っている。

「(儲かるチャンスなのに)なぜしないの?」と聞かれることがある。
昔は単純に「ギャンブルはしない」と言っていたが、「株式投資は(不動産投資は、まあ別になんでもいい)ギャンブルではない!・・云々」と反論する人もいた。程度の差はあれ競馬となんら変わりはないと思うのだが、まあどちらでも構わない。

最近は、自分が「経営」という、かなり難易度の高いギャンブルをしていることに気がついたので、「複数のギャンブルをできるほど器用じゃない」と返すようにしている。

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