どのフェイズの話をしていますか

業務フロー

打ち合わせをしていて「何か噛み合わないな」と違和感を感じることがある。

そんなときは往々にして「議論のフェイズ(段階)がずれている」ことが多い。

議論にはフェイズ(段階)がある。
例えば問題解決であれば、「問題設定」>「調査・分析」>「解決策立案」>「実行」などのフェイズが考えられる(一例であり、フェイズの数や種類、順番は問題の内容によって変わる可能性が高い)。

AさんとBさんが議論しているとして、Aさんは「調査・分析」の手法について話しているのに、Bさんは「問題設定」をどうするかについて話をしていれば、噛み合うわけがない。
AさんはBさんの話に対して「問題は明確で議論の余地がない。調査・分析をいかに効率化するかを議論するべきだ」と不満をもっているかもしれない。
逆に、BさんはAさんの話に「調査・分析の細かい話は後だ。問題がほんとうに問題なのかをじっくり議論すべきだ」と思い、不愉快になっているかもしれない。

これを回避するにはどうしたらいいか?
議論の前段階で、今回の議論はどのようなフェーズを経て行う必要があるか、そのフェーズの数、種類、順番の合意をあらかじめ取っておくことだ。
そして、議論の最中にはそのフェイズ表を皆の見えるところ、ホワイトボードや模造紙に掲示しておく。議論が噛み合わなくなってきたら、全員でそのフェイズ表を見て「いまどこのフェイズについて議論しているのか」を再度確認する。

この手法を使えば、これまでよりも実りのある議論ができるようになるだろう。

関連記事

  1. 大事なのは自分が「知らない」のを「知る(認識している)」こと

  2. 読書で寿命が伸びるそうな

  3. 逆光、反射

  4. 戦略

    戦いは略せない

  5. 好成績

    2017(H28年2次補正)ものづくり補助金、当社支援企業は24社が採…

  6. 大局観(パースペクティブ)

最近の記事

  1. 2026.01.13

    全知全能
  2. 2026.01.09

    実社会の方が
  3. 新年、鶴、富士山
  4. 本棚

    2025.12.24

    2025年の読書
  5. 2025.12.23

    賃上げの哲学

読書記録(ブクログ)