承認欲求の制御

某PR会社の若い社長が炎上している。
炎上の原因となった出来事が真実なのかどうかはわからないけれど、
それをきっかけにSNSの過去の「キラキラ」した投稿が続々発掘され、
メディアのいいおもちゃになっているのは見ていて心苦しい。
その人のことをちっとも知らない人たちが、罵詈雑言を叫んでいる。

SNSに「いけてる自分」を投稿することは承認欲求を満たす手段としてはインスタントでかつ確実だ。
長い時間かけて良い仕事をして信頼を蓄積し、周囲の人から自然に賞賛を受けるまで待つよりも、手っ取り早い。
ドーパミンも大量に出るのだろう。とても気持ちがいいのだろう。

普段はそれでもいい。ただ、何かの拍子に自身が批判の矢面に立った時、
羨望を受けていたはずのそれらの投稿は、一転して嫉妬と嘲笑に包まれてしまう。
慌てて削除したって間に合わない。スクショが拡散していく。

承認欲求の制御って難しい。人に褒められないと満足できない人にとって、
SNSを辞めればいいじゃんというアドバイスは的外れに聞こえてしまうと思う。

欲望は仕方がない、それが経営者を駆り立てる面もある。
ただ、自己完結するようにしたいなと思う。
自分が満足していればそれでいいような状態。
自分自身の承認(「頑張ったな、俺」的な)が得られさえすれば、それ以上は求めない。
仕事のアピールも抑制的に。プライベートはやたら公開しないこと。
まあ、口でいうのは簡単だけど。スマホを操作する指がつい動いてしまうんだよな。

関連記事

  1. いまできることに集中する

  2. 世界によって自分が変えられないように

  3. 意思の力は、実行能力が不足しているときにだけ必要となる

  4. 団結しないやつはどうなる?

  5. 迷いながら、確からしい方へ

  6. 「家族」「仲間」という言葉を使わない理由

最近の記事

  1. 2026.01.13

    全知全能
  2. 2026.01.09

    実社会の方が
  3. 新年、鶴、富士山
  4. 本棚

    2025.12.24

    2025年の読書
  5. 2025.12.23

    賃上げの哲学

読書記録(ブクログ)