東京など遠隔地のクライアントやパートナー企業とビデオ会議をすることがある。
ツールはSkypeやZoom、Facetimeなど先方の都合に合わせていろいろだ。複数人で会議することもある。
それでも残る違和感
私がIT企業に勤めていたころのビデオ会議システムと比較すれば、安価かつ高性能になった。
ビデオの画質も高くなり、音が聞き取りにくいこともない。会議の内容を録画することもでき、
資料やPCの画面を共有することも簡単だ。
それでもリアルで顔を合わせて打合せをすること比べたら、何かが足りない。
空気感?匂い?そういった生物的な要素もあるのだろうが、しかしこれらは技術で解決できるものではなさそうだ。
ただ、ひとつだけ改善できそうなことがある、それはアイコンタクトだ。
アイコンタクトできない
カメラと画面の位置が少しずれているため、画面で相手を見ようとすると、目線を合わせることができなくなる。
カメラに目線を向けると、相手の顔が見えなくなる。
ノートパソコンの場合、画面の少し上にカメラが付いていることが多い。角度を上手く設定しないと、下から見上げるような顔が画面に映る。
デスクトップの場合は逆に、下からにらみつけるような画像になることが多いように思う。
もし液晶画面のなかにカメラを配置する技術や、AIなどの力で画像をリアルタイム加工しアイコンタクトしているように見せる技術が進歩したら、
ビデオ会議はよりリアルに近づくだろう。
多少の違和感はあれど、現地に行く費用と時間を考えればこういう手段が出てきたのはありがたい。
経営コンサルタント(中小企業診断士)もいずれ、現場に行くことなく問題を解決できるようになるのかもしれない。