無神論者なのだが、宗教関連の書物は好きだ。人生の蘊蓄に溢れている。処女懐胎だの天使から指示を受けただの、生き返るだの千年王国だの56億7千万年後だののファンタジーの部分は無視して、人生訓的な箇所だけ読めば充分参考になる。何せ、ベストセラー揃いだ。言葉に力がある。
多く与えられた者はみな、多くを求められ、
多く任された者は、さらに多くを要求されます。ー新約聖書 ルカ書 12章48節
自分が「与えられた者」だと自信を持って言えるほどには多くを持っていないとは思うが、それでもこうやって経営者として時間とお金にある程度自由の効く状態で生きさせてもらっているのは事実だ。もちろん上を見ればキリがないが。(経営者として)多くを任されても、いる。
であれば、その量に合わせて「多くを求められ」「多くを要求される」のは、仕方がないのだろう。いや、積極的に引き受けていくべきなのだろう。とはいえ、慈善団体を作るほどの財力はないし、世界を変えるほどの影響力もない。また、それほどのものを「与えられて」もいない。
自分に「与えられ、任された」範囲で、「求められ、要求される」ことを、ちゃんとやる。求められても、要求されてもそれを断るような、他者を顧みない人間にならないよう、気をつけよう。















