この世では

1970年代にバチカン銀行の総裁だったポール・マリチンクスは、こんな皮肉を残している。

この世で金の心配をせずに生きることなんてできない。
教会も、アヴェマリアを唱えているだけで運営できるわけではない。

おっしゃる通りで、お金は生きるために重要だ。誰もお金(が失くなること)の不安から逃れることはできない。宗教団体でも、ホームレスでも。

会社経営も然りで、「経営」と呼ばれる複合的な行為の大部分を「お金」のことが占めている。資本が小さい中小零細は特にそうだ。経営状況が悪くなれば、お金の心配が100%になってしまうことすらある。

私はお金のことをなるべく考えたくない。それよりもちゃんと仕事をしたいし、趣味に没頭したい。お金のことを(少なくとも当面は)考えないでいいくらい会社に預金があればいいなと思っている。お金を投資で増やそうとは思わない。そんなことをしたら、お金について考える時間が増えてしまうではないか。「黙ってても増える投資もあるよ」と言われることがあるが、彼は増えていくチャートを一日に何回見てるのだろう?私はその時間すら、趣味に使った方がいいなと思っている。

関連記事

  1. 自由に耐えられるか

  2. 主人公ではなかった

  3. 義理と人情のケースバイケース

  4. 必要な孤独

  5. 偉大な人は「聞く」

  6. 「家族」「仲間」という言葉を使わない理由

最近の記事

  1. 2026.01.09

    実社会の方が
  2. 新年、鶴、富士山
  3. 本棚

    2025.12.24

    2025年の読書
  4. 2025.12.23

    賃上げの哲学
  5. 遠くを見る

読書記録(ブクログ)