中小企業の社長はC*O

万能、マルチタスク

CEOと名刺に記載している人が居る。Chief Executive Officerの略だ。日本語訳すると「最高経営責任者」。かっこいい肩書きだと思う。

[blogcard url=”https://ja.wikipedia.org/wiki/最高経営責任者”]

自分の名刺にCEOと表記しなかったわけ

法人化した際に、名刺に「代表取締役CEO」という表記を入れたかったのだけれど、結局辞めた。
名刺をもらった相手がCEOという表記をすんなり理解できるかどうか自信がなかったからだ。
取引先がIT企業や外資ばかりというのであれば問題ないだろう。
しかし、当社のクライアントは業種も様々だし、経営者の年代も様々だ。CEOといわれてもぴんとこない経営者も居るだろう。
実際に、年配の経営者から「こないだ人にもらった名刺に書いてあったんだけど、セオ(CEO)って何?」と聞かれたこともある。

コミュニケーションは相手あってのものなので、相手が理解できる可能性のより高い単語で表記した方がいいだろうと思い、「代表取締役/中小企業診断士」に落ち着いた。
中小企業診断士という資格は有名なのか・・・という突っ込みがあるかもしれないが、最近は知名度も上がってきたし、もし知らないとしてもそこから診断士とは何で、どんなことができるのかといった説明ができ、話が広がるのでOKだと判断した。
これがCEOだと「最高経営責任者って意味です」という説明しかできないので、話がまったく広がらないだろう。

中小企業の社長はE(経営)だけで収まらない

そもそも、中小企業の経営者はCEO、つまりExecutive(経営)だけをやっている訳ではない。
日々のオペレーション(Operation)や財務(Finance)も見る。他にも、技術(Technology)、マーケティング(Marketing)、営業(Sales)、なんでもやっているのが実状だ。
つまり、CEOではあるものの、COOでありCFOであり、CTO、CMO、CSOでもある。
もちろん、ある程度組織が大きくなれば経営にだけ特化できるし、それが経営者の理想の姿だと思う。しかし、組織が小さいうちは経営者が何役もこなさなければ事業の成長は望めない。

結局、中小企業の経営者は、C*O(*はどんな文字でも入る、という意味)になってしまうのだ。
そういう訳で、いまだにCEOという表記を使っていない。CEOって名乗ってみたいんですけどね・・・・いつか組織が大きくなり、海外展開することがあれば、英語の名刺にCEOと書けるだろうか。

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