事業計画・補助金の申請書、市場調査や提案資料の作成など。
経営コンサルタント(中小企業診断士)の仕事では、
バックデータを作るための資料調査が必要になります。
インターネットが出来て、調査の手間は格段に減りました。
ただ、ネットには載っていない情報もたくさんある。
数十万円する業界レポートであったり、月刊誌のバックナンバーだったり。
ネットの情報は誰でもアクセスできます。クライアントでも。
ネットに載っていない情報こそ価値が高い。
調査の方法
福岡には経済図書館「ビズコリ」があります。
当社も法人会員となって活用しています。
しかし、最近は業務が忙しくなり、
調査に時間を割くのが難しくなってきました。
かといって専門のリサーチャー(調査員)を雇うほどの余裕はない。
そこで、日本能率協会総合研究所のサービス、
「マーケティング・データベース(MDB)」を契約しました。
このサービスは「**の市場規模について知りたい」といった
曖昧なリクエストに対して、専門のリサーチャーが所蔵する大量の
書籍から関連事項を調べて、どの本のどのページに関連情報が記載されているか、
そのインデックスを作成し報告してくれるというものです。
東京と大阪にあるライブラリに行けば、該当する資料が閲覧できます。
別途費用を払えば印刷>郵送も行っているので、
福岡にある当社はそちらを利用することになると思います。
費用はそれなりにかかりますが、
調査の手間が格段に減るのと、
自分が認識していなかった情報に
アクセスできることを期待しています。
何より、バックデータが増えることで、
より精度の高いコンサルティングを
顧客に提供できるというのが一番の利点です。
利益を再投資する
経営コンサルタント(中小企業診断士)というのは、
仕入がなく、利益率が高い商売です。
その利益を社長の私的なものに使うのではなく、
高価でも有益な情報を購入したり、
知識を拡充するためにセミナーに参加したり、
効率化のための各種サービスに資金を投資する。
長い目で見れば、それが生き残りの秘訣だと思っています。
#そのおかげで?あと少しで起業して10年目を迎えることができそうです。