IoTやクラウドサービスが中小企業に役立つとすれば、
まずはコスト削減や効率化だろう。
筆者が経営する「株式会社フロウシンク」は、従業員1名の零細企業だ。
当社はIoT/クラウドの活用を顧客に提案するために、
自社の環境を使って様々な実験を行っている。
#半分は社長の趣味だ。
スマホによるドア開閉
当社の事務所の鍵はスマートフォンで開閉でき、
どの社員が何時に開閉したかのデータは全て保存されている。
これにはアケルンという機械を利用している。
特別な工事は必要なく、サムターンの鍵にかぶせるだけで動作する。
[blogcard url=”https://akerun.com”]
PC作業ログ自動記録
また、従業員がパソコンで何のファイルを開いて
作業をしていたかも全て記録されている.
(これにはレスキュータイムというサービスを使っている)
これはIoTというにはちょっと違うかもしれないが、
作業ログは全て記録されるため、当社では
わざわざ日報を書かせるようなことはしていない。
外出しているのはGoogleカレンダで捕捉できるし、
社内でのPC作業はレスキュータイムで把握できるからだ。
[blogcard url=”https://www.rescuetime.com/”]
クラウド会計
会計システムはデータをクラウドに保管しており、
自宅からも利用できる。また、銀行の入出金データを
自動で取り込んでシステムが勝手に仕訳を登録するため、
経理作業が効率化できている。
[blogcard url=”https://www.freee.co.jp/houjin/”]
カーシェアリング
社有車は所有せず、必要なときだけ
カーシェアリングサービス(タイムズカープラス)
を活用している。
[blogcard url=”https://plus.timescar.jp”]
全てを効率化すると、何かを失ってしまいそうで。
これらの取り組みは、当社のコスト削減や生産性向上に寄与している。
ちなみに、何が何でもすべてをIoTやクラウドで効率化しろ、
といった極端な意見は持っていない。
駅の近くで自然環境の良い事務所を借りているのは、
効率化の観点からはよろしくないけれど、
バーチャルオフィスやコワーキングスペースでは
得られない「場の力」があると(少なくとも現時点では)
考えているからだ。
全部を導入する必要はない。安価なサービスであればまずは
試してみて、自社に適したものだけ導入すれば良い。
効率化のために会社の「強み」である何かを失ってしまっては、元も子もない。















