善意を前提としたシステム

テレフォンショッピングやネットなどで「お気に入らなければ返品OK」というのをよくみる。あれはマーケティングのテクニックで、実際に返品する客はごくわずかだと聞いた。わずかなマイナスよりも、返品OKと客に提示して、安心して購入してもらうプラスの効果がでかいと。

ところが、中華人民共和国ではこのテクニックは通用しないようだ。通信販売における女性服の返品率は90%を超えるらしい。みんな、一回着て写真を撮ったり、遊びに行った後に返品するそうだ。返品された服は、化粧の汚れなどがついててもう新品としては使えないとか。業者側もそれを防ぐために、A4程度のものすごく大きな、外しにくいタグをつけて「外すと返品不可」とすることで対抗?しているとか。

隣国を笑えないのは、日本でも「相席ブロック」と呼ばれる行為が流行したことからもわかる。システムを悪用する奴はどこにだっている。

善意を前提としたシステムはコストを抑えることができありがたいのであるが、善意を持ち合わせないプレイヤーが参加するとあっさりと崩壊する。企業経営だって然り。

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