子どもに伝えるには?(大隈重信記念館GWワークショップ「明治のマンガ読書会」)

知人の企画会社社長から、
ひさしぶりに電話が。

「明治維新150周年ということで、佐賀で明治のマンガ読書会をやります。子ども向け。ファシリテータをお願いしたい」
「・・・・なぜ私に依頼を?」
「なんか米倉さん幕末とか明治とか詳しそうだし、経営コンサルでセミナーもしてるからやれそうかなって思ったから。報酬は払うよもちろん」
「わかりました、やりましょう」

というわけで、佐賀の大隈重信記念館に足を運びました。

アールデコ調なのでしょうか。お洒落な建物です。

すぐ横には大隈重信の生家が。

冒頭に10分ほど時間をいただいて、
江戸から明治に変わるころの簡単な説明をしました。

対象は、小学2年生から中学2年生までの子どもたちとその親御さん。

どう伝えるか、何を伝えないか

ふだんは大人の社長相手にセミナーをしているわけですが、
子ども相手だと勝手が違います。

漢字はどこまでわかるのか?
この単語は理解してくれているのか?
表情を伺いながら、言葉を選んでしゃべります。

伝わらないのも問題だけど、
情報を多く伝えすぎても混乱するでしょう。

例えば明治維新だって、
薩長土肥サイドから見るのと
幕府や会津サイドから見るのでは
その意味会いはがらりと変わります。

#余談ですが、会津では「明治維新150年」ではなく、
#戊辰150年と言っているそうです。
#明治維新という言葉を意地でも
#使いたくないのでしょう。

でも、そんな相対的な話をしても
子どもはかえって混乱するだけ。
なので話しません。

いい塩梅の情報って、どのくらいなんだろう?
と悩みながらのセミナーでした。
いつもより消耗した気がします。

1時間ほどマンガを読んでもらったあとは、
発表をしてもらいます。
積極的に挙手してくれる子どもがいて助かりました。

聖徳太子の質問とか(明治関係ない)、
高橋是清はなぜ暗殺されたのか?とか(レベル高すぎ)、
いろんな感想にもその場で、
的確かつ簡単明瞭に回答せねばなりません。
子どもたちの感想に対しても、
いろいろなトリビアを交えつつ解説する。

歴史好きとは言え、なかなかタフなお仕事でした。
そして、情報の伝え方というかレベル感というか、
今後の仕事に役立つような発想も
得られるよい機会だったと思います。

経営コンサルタントとしての仕事とは
ちょっと違いますが、いつもとは違う刺激が得られた。
依頼を請けてよかったなあと。

そして大隈重信記念館のカフェスペースはすばらしかった。
横の壁の曲線も、目の前の松林も、斜め前に見える日本家屋も。
入館料は取られますが、ここで読書するためだけにもう一度訪問したいくらい。

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