2023年、事業再構築補助金の予算規模は?

共同通信で以下の記事が配信されました。

中小企業賃上げ支援に1.1兆円 経産省、2次補正予算案に計上へ | 共同通信https://nordot.app/961255845651447808

補助金拡充では、新分野への展開や業態転換などを後押しする事業に5800億円、
新商品開発に向けた設備投資やIT化を支援する事業に2千億円を、それぞれ充てる。
賃上げを条件に補助率を高くするなどの優遇策を設ける。

前者が事業再構築、後者がもの補助・IT・持続化の3補助金のパッケージだと思われます。

事業再構築の今年(2022年)の予算は、6000億円に後から1000億円が追加され、計7000億円でした。
それよりは若干落ちるものの、ほぼ前年と同額の予算が確保されようとしている(まだ本決まりではない)と思って良さそうです。

経済産業省からも資料が出ています。

経済産業省関係令和4年度補正予算案のポイントhttps://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2022/hosei/pdf/hosei2_yosan_point.pdf

こちらにはこう書かれています。

①中小企業等事業再構築促進事業【5,800 億円】
②中小企業生産性革命推進事業【2,000 億円】
※国庫債務負担含め総額 4,000 億円
新型コロナや物価高、インボイス制度等の事業環境変化への対応に加え、G
X・DXなどの成長分野への前向き投資や賃上げ、国内回帰や海外展開を
促すため、中小企業・小規模事業者が行う事業再構築や生産性向上の取
組を切れ目なく支援する。

サプライチェーン補助金に関しても記載がありました。こちらもかなりの金額が予算化されそうです。

①経済環境変化に応じた重要物資サプライチェーン強靱化支援事業
【9,582 億円】
物資価格の高騰や円安等の経済環境変化の中、半導体、クラウド、蓄電
池、永久磁石、工作機械・産業用ロボット、航空機部素材、重要鉱物、L
NGといった重要な物資に関し、それぞれの特性に応じた、生産基盤の整
備、供給源の多様化、備蓄、生産技術の導入・開発・改良、代替物資の開
発等の安定供給確保を図るための取組に対し必要な支援を行う。

当社もこれら補助事業の支援依頼に応えるべく、準備を進めます。
すでに来年度の依頼や相談もいただいています。
制度が若干変わる可能性を踏まえて、できる限り対応しております。

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