個人としての撤退戦

「まだ若いものには負けんゾイ」って、言ってみたかった。先日見た映画に出ていた、俳優のトム・クルーズみたいになりたかった。

現実はそんなことはなく、老年期に入り頭の回転は鈍る、思考の質も速度も落ちた気がする。体力も落ちる、体の不調も出てくる。以前のように1日に大量の仕事をこなすことはもうできない。徹夜でもしようものならその先数日は頭がまともに働かない。生物としての基本的な能力が衰えていっているのを日々感じる。

ここからは撤退戦だ。自分の能力の低下を自覚しつつ、蓄積された知識や経験で思考力を補い、私より若い社員に活躍してもらうことで、組織としての総合点をマイナスにさせない、できればプラスにしたい。大勝ちを狙うのではなく、負けないように振る舞う。

現時点での自分の能力の正確な把握が必要だ。衰える自分を自覚するのはあまり気分のいいものではないが、自覚のないまま周囲に迷惑をかけるのもまた、気分が宜しくない。

関連記事

  1. ほんのちょっとしたこと

  2. アウトではなく、イン

  3. 笑いの共有

  4. 自由に耐えられるか

  5. 幸福か否か

  6. こだわりをなくせ

最近の記事

  1. 本棚
  2. 2026.01.22

    オーバー
  3. 2026.01.16

    古書を読む
  4. 2026.01.14

    税負担化
  5. 2026.01.13

    全知全能
  6. 2026.01.09

    実社会の方が

読書記録(ブクログ)