従業員に速読をマスターしてもらう【生産性の向上】

「生産性の向上」、よく話題になりますよね。

PC操作の習熟、業務フローの改善、マインドの変革など、いろいろな手法があるけれど、
費用対効果を考えたときにもっとも効果の高い取り組みは、「速読」だと私は考えます。

仕事とは、文章を読んで理解し、アウトプットすること

どんな仕事でも、文章(マニュアルやメール、申請書など書式はさまざま)を読んで理解し、適切なアウトプットをする、という基本の枠組みは変わりません。
「文章を読んで理解する」という行為を、速読をマスターすることで高速にかつストレスなくできるのであれば、それは生産性の向上に大きく寄与するでしょう。

速読講座を受講

というわけで、従業員に速読講座を受講してもらうことにしました。

速読で1冊10分 | ビジネス「速読」研究所(フォーカス・リーディング公式)

講師の寺田さんは、ビジネスマンが使える現実的なレベルの速読を教えています。
テレビで時折見る、魔法のようなスピードで読むことはできませんが、それでも1ページ6秒程度で10分〜20分で読書を済ませることができる実用的な技術を得ることができます。

(株)フロウシンクの社長である私も、2013年にこの講座を受講することで読書スピードをアップ、インプット量を増だしさせ知識の引き出しを増やし、中小企業診断士としての業務の幅を広げることができました。その後も寺田さんにはいろいろ助けてもらっています。

費用はかかるけれど、「消費」ではなくて「投資」です。
従業員の読書速度が向上すれば、単位時間あたりの処理量が大幅に増加するわけです。
自分が受講して、確実に効果が期待できることはわかっていますしね。
以後、当社で雇用する従業員には、必ずこの講座を受けてもらおうと思っています。

今後の読書時間が仮に半分(実際にはもっと速くなる)になるとしたら、人生の時間をどれだけ節約できるでしょう?

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