遠くに行くことの魔法

出張先での仕事を終え、近くの山村に宿泊。民宿の宿泊者は私ひとりだけだった。

座椅子に座ってひたすら仕事。静かで邪魔のない環境で、作業が捗る。

翌日はカメラ片手に近所を散策、残念ながら紅葉はもうほとんど終わっていたけれど、枯れ木もまたそれはそれで趣があるものだ。

定期的に遠くに行かないと、精神に変調をきたしてしまう。
特に今年はコロナのせいで出張が減ったので、意識して旅をしないと、自分の中で何か澱のようなものが溜まり、腐っていくような気がする。

“There is a kind of magicness about going far away and then coming back all changed.”
— Kate Douglas Wiggin
「遠くに行くことは一種の魔法で、戻ってきた時には全てが変わっている」
ケイト・ダグラス・ウィギン

遠くに行ったからといって、現実は何も変わらないけれど、
自分の心持ちは、多少変わってしまうことがある。私はそれを期待しているのだと思う。

関連記事

  1. ひとり合宿その13(八重山諸島):南国の花編

  2. 桜と紅葉

  3. 明治村

  4. ひとり合宿その13(八重山諸島):ドローン空撮編

  5. ひとり合宿その3〜オランダ、ベルギー

  6. 猫と神社

最近の記事

  1. 2024.04.26

    世間の評価
  2. バックアップ、プランB

    2024.04.23

    雨が降っても
  3. 2024.04.15

    メンテナンス

読書記録(ブクログ)