欧州のとある国を散歩していた。横断歩道が青だったので渡る。信号がいきなり赤になる。青が点滅してそののちに赤になる・・といった、日本のような動作ではない。危ないじゃないかと思ったが、おそらく信号が赤になってから車道側の信号が青になるまでにタイムラグがあるのだろう。車にクラクションを鳴らされることもなく、そのまま歩道を横断できた。
駅の改札がないことや、小か大かで料金が変わる有料のトイレなど、海外に行くと色々な「システム」の違いを認識できるのが面白い。普段自分が日本で暮らしていて「当然」だと思っている(駅の改札がないなんて想像もできなかった)ことが、決してそうではないということが実感できる。
そういえば、会社の前にある押しボタン式信号機、ボタンを押さずに延々と変わらない信号を待つ海外からの観光客をよく見るので、「きっと海外には押しボタン式信号機が存在しないんだろう」くらいに思っていたが、今回訪問した国には普通にあった。押しボタン式信号機がないのではなく、仕様が違うのかもしれない。たとえばボタンを押したら信号が優先的に変わるが、押さなくてもいずれ変わるとか。
私の実家があるど田舎の町には、信号機がわずかしかなかった。押しボタン式もあったように記憶している。交通量も少なく信号機なんて不要なのだが、子供が都会に行ったときに困らないように、慣れさせるために敢えて設置していたという話を聞いた。押しボタンを押さない観光客も、その国の田舎の方からやってきた人なのかもしれない。
















