ものづくり補助金は2017年も継続!予算は2016年と同等か、やや減

2017年も「ものづくり補助金」は継続するようです。

中小機構のウェブサイトに以下の記事が掲載されています。

2016補正予算/企業庁、ものづくり補助金を継続-経済対策に盛り込む
http://j-net21.smrj.go.jp/watch/news_tyus/entry/20160801-09.html

基本的な内容は15年度補正予算の時とほぼ同じになる見通し。補助上限額は1件当たり最大3000万円になるとみられる。

今年(2016年、H27年補正予算)と同様、最大3千万の補助額のようです。

7月施行の中小企業等経営強化法とも組み合わせて実施する方向で調整する。現在実施中の15年度補正予算の2次募集(8月24日締め切り)では、同強化法の下で経営力向上計画の認定を受けた企業に対し、ものづくり補助金の審査で加点する。16年度第2次補正予算でも上限額の高いメニューの場合は、同計画の認定取得を前提にできないかなどを検討する。

明日(8/24)締め切りの二次募集と同様、来年のものづくり補助金も、経営力向上計画の認定が条件になる可能性が高いです。
認定の有効期間は3年〜5年(任意で決定できる)ですので、業務が忙しくない時期に、あらかじめ取得しておくというのも手ですね。

一方、予算規模は15年度補正予算時の約1020億円と比べ、同程度か減少する可能性が大きい。人気施策のため与党議員からは増額を求める声もあったが、他の支援策を含め全体のバランスをみて決める。

情報ソースも信頼できるものですし、来年も継続するのはほぼ確実でしょう。

例年通りとすれば、2月頃には公募が始まります。

ものづくり補助金は、既に購入した機械は対象になりません。
補助金の採択を想定した設備投資の時期を検討する必要があります。

自社の事業計画、設備投資計画にどう組み込むのか、考えておいた方がよさそうですね。

2016/9/13追記:少し詳しい情報が出ました。

2016年末〜2017年の補助金(1)〜ものづくり補助金

関連記事

  1. 2023年、事業再構築補助金の予算規模は?

  2. 事業再構築補助金1次公募、通常枠の採択結果発表。当社支援先は21+3社…

  3. 頭の中のものを外に出す

    2019もの補助二次募集(H30補正予算)解説〜(1)スケジュール

  4. ものづくり補助金の神話(1)〜採択されやすい認定支援機関がある?

  5. 再構築11次公募開始、締切は10/6、サプライチェーン強靭化枠はなし

  6. ルールを知る

    九州経済産業局「これから使える補助金等施策説明会」に参加

最近の記事

  1. 2024.04.26

    世間の評価
  2. バックアップ、プランB

    2024.04.23

    雨が降っても
  3. 2024.04.15

    メンテナンス

読書記録(ブクログ)