中小企業診断士賠償責任保険というのがあります。8月は更新の時期です。
診断士のアドバイスによりクライアント企業に何らかの損害が発生した場合、その賠償額を数千万円まで負担してくれます。
また、個人情報漏えいの賠償金に関しても特約でサポートしています。
最低限のリスク管理
もちろん、そのような事態が発生しないように丁寧な仕事をするのが大前提なのですが、
クライアントである経営者との認識の違いや誤解、情報不足等により訴訟に発展するケースもないとは言い切れません。
私は独立してもう5年以上になります、いまのところ訴訟を起こされたことは(幸運にして?)ありません。
ただ、神ならぬ人間、万が一の事態に備えて保険に入っておくのは事業を運営する身として当然でしょう。
掛け金も安いです。
ちなみに、クライアントからコンサルに関する保険加入の有無について聞かれたことは一度もありません。
企業側の認識もそのようなものなのでしょう。
顧問契約しているその人は保険に入っていますか?
あなたが契約している経営コンサルタント(もしかしたら、中小企業診断士)は、保険に入っていますか?
仮にそのコンサルのアドバイス通りに実行したらあなたの会社に損害が出たとしましょう。
損害請求をしても、コンサルから「カネは無い、保険にも入ってない」と言われたら泣き寝入りになってしまうかもしれません。
どんなに優秀なコンサルの方だったとしても、念のため、保険加入の有無を確認しておいた方がいいですよ。