人間は神ではない。想定外の事態は必ず起きる。
企業経営においてももちろんそうだ。
取引先との認識のズレ、スケジュールの勘違い、
単純なミスもあれば、簡単には気づかない複雑なミスもある。
どんなに計画を立てても、どんなに準備をしても、
想定外の事態は起こりうる。
ビジネスは自分一人ではできない。
自分が完全にはコントロールできない、従業員や取引先と一緒にやるものだ。
#そもそも、自分ですらコントロールできているかどうか怪しいものだ。
想定外の事態を、笑って対処する
では、想定外の事態に備えることはできないのか?
残念ながらできない。
そもそも、備えることができるとしたら、
それは「想定内の事態」だから、
想定外の事態に備える、というのは論理矛盾だ。
ただし、何が起きるかはわからないけれど、
何かが起きたときにどう行動するかの「基準」は
あらかじめ決めておける。
私が意識しているのは下記の3点。
- 常に時間に余裕をもっておくこと
- 犯人捜しをせず、事態の解決に全力を注ぐこと
- あまり深刻にならないこと。
特に最後の項目は大事にしている。
深刻にしても、笑ってても、不測の事態はやってくるのだ。
だったら、トラブルの最中にも何らかの「おかしみ」を見つけて、
笑いながら問題を解決する。
その方が人生楽しいだろうと、そう思っている。