ここ数日、複数の企業から新規事業展開に関する相談をいただいた。
どれも面白いアイデアで、所属する業界の仕組みを大なり小なり変えるものだった。
事業が始まる前にこういった面白いアイデアを聞けるのは経営コンサルタント(中小企業診断士)という職業のエキサイティングなところだ。
アイデアをかたち(モデル)にする
当社はそのような新規事業のアイデアを聞いて、何をするのか?
そのアイデアは経営者がひとりで、もしくはわずかな従業員とともに考えたものだ。どうしても過剰な期待や勘違いも混ざっている。
当社がやることは、そのアイデアに外部の視点を入れることで、成功の可能性の高い「ビジネスモデル」を作るお手伝いだ。
経営コンサルタントとしての経営学の知識、様々な業種のコンサルティングをしてきた中での経験を活かし、アイデアをモデルへと進化させる。
その過程では、もともとのアイデアを削ったり、付加したりすることもある。また、強調すべきポイントをずらすこともある。
これこそ当社がやりたかったことだ
そうやって、ビジネスアイデアを事業計画というかたちで文書に落とし込んでいく。
作成した事業計画を経営者に見せたときに「これこそ当社がやりたかったことだ」と言われると、最初の段階は成功だ。
次の段階は、その事業計画をベースに事業を成功に導くためのお手伝いだ。