目の前に二つの選択肢があるのなら、たいてい三つ目もあるものだ。
オーストリアのことわざらしい。昔の自分のメモから見つけた。出典は不明。
確かにそうだよなと思う。
そして、その三つ目の選択肢こそが最良であったりする。
誰かから相談を受けたとする。最初はAかBどちらかかなと考える。
でもそこで立ち止まって、さらに深く考える。そもそも何がやりたいのか、AやBでは将来問題が発生しないか。短期的に見たらどうか、長期的に見たらどうか。
そうするとふと三つ目の案が浮かぶことがある。その案「C」は、AやBよりもメリットがあり、デメリットが少ないものだったりする。
二つしかない、どちらかにしなければではなく、三つ目の案を探してみよう。意外にすぐに見つかるかもしれない。