ビジネス心理学3_説明は簡単な言葉で(流暢性の処理)

以前、「難しい言葉を使っても伝わらないよ」という記事を書きました。

その言葉を置き換えてみてよ

難しい言葉は専門家同士のやりとりを効率的にするための道具です。
しかし、専門家以外の方に話すときはわかりやすい言葉、実例や喩えなどを用いるべきです。
「先生が小難しいこと言ってる」と思われたら、何にもなりませんからね。

一般的に脳は、簡単なものが好きです。難易度が低いだけで、「正しい」と勘違いしがちです。
読みにくい文字で書かれたものは、内容が難しいと評価されます。
発音しやすい企業名は、株式公開の際により投資されます。

自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 本当の自分を知る練習問題80 (ブルーバックス)
池谷 裕二著 より

難易度が低いからといって、「正しい」とは限らないのですが、人間はえてしてそう勘違いしがちなようです。
文字の読みやすさ(単にフォントや印刷の問題)で評価は変わるし、会社名が覚えやすいかどうかで投資のされやすさが違います。
また、たどたどしい英語よりも流暢な英語の方が相手に信用してもらえるとの実験もあります。

内容が良ければ、流暢なトークや文字の読みやすさなんてどうでもいい。
仕事の内容が良ければ、会社の名前なんて関係ない。

どうも、そういうわけではないようです。

「神は細部に宿る」と言います。
事業が成功するか失敗するかなんて、「文字の読みやすさ」なんていう、ほんのささいな事が原因なのもしれません。

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