上階ほど値段が高くなるのは

現代の集合住宅は、階数が上がるほど高い値段がついている。
本当かどうかは知らないけれど、階数が上の住人ほど偉い、というヒエラルキーもあるとか。
だったら、高層タワーマンションの最上階なんて天上人だろう。

私は自分が引っ越す際は、できるだけ低層階を選ぶようにしている。
1階はセキュリティ面などの課題があるので避け、
できれば2階、どんなに上でも5階が限度だろうか。

いざというときには階段で上り下りできる範囲だ。

通勤時間帯でエレベーターが混み合ってても、
それなら階段で降りようと思える。
エレベーターが来るのを待ってイライラすることも無縁だ。

眺望は望めないが、毎日ベランダから外を見るとも思えないし、
眺望を楽しみたい時は外出して展望台にでも登ればそれでいいと思っている。

ところで、昔は上階ほど値段が安かったそうだ。
欧州の中世を舞台にした映画やドラマなどで上階といえば屋根裏部屋で、使用人が住む場所だった。
現在のように上階の価値が上がったのは、エレベーターが発明され、上下の移動が楽になったからだと思われる。

技術によって価値観が変わったのだと思うと興味深い。
この理屈ならエレベーターのないアパートで上階の家賃が高いのは非合理だが、
これなどまさに「上階の方が高級だ」という価値観の変化によるものだろう。

低階層を好む者としては、このままずっと「低層階が相対的に安価」な価値観が続いて欲しいと願うばかりだ。

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