仕事をしていると、相手のペースに飲まれてしまうことがある。
攻撃的だったり狡猾だったり、理解できない行動を取ったりする人間はどこにでもいる。
攻撃されたら反撃したくなる。狡猾な奴にはこちらも計略を用いたくなる。不可解な行動を取る人には理屈をとくとくと説明したくなる。
もっともよい復讐の方法は自分まで同じような行為をしないことだ。
ーマルクス・アウレリウス「自省録」より
相手のペースに合わせてはいけない。
仕事相手の価値観を変えることは、おそらくできない。また、変えてやる義理もない。
そうではなくて、目的を達成することに集中しよう。
攻撃的で狡猾で不可解な人とも、目的達成という一点についてのみなら協力できることもあるはずだ。