知っていると思い込むのが怖い

頭の中のものを外に出す

何かを決める際に、立ち止まって考える癖をつけている。
「自分はいま、知っていると思い込んでいるだけで、見逃している情報があるのでは?」と。

浅い理解、早合点、見栄

考えることは大変だ。複雑な物事をほぐして部分を理解し、それを統合して全体像を把握する。
途中で作業を投げ出し、「だいたいこんなもんだろう」とざっくりまとめてしまいたくなる。
でもそれをやると正解には辿り着けない。理解できていないのに理解したふりをしているのだから。
もしかしたら重要なパーツを勘違いしているのかもしれない。それにより全体像の理解が大きくズレているのかもしれない。

物事をささっと見て理解したつもりになる。
人が話している途中で結論が理解できてしまうような、頭のいい人にありがちだ。
でも、それは経験や知識による予測でしかない。以前と同じ結果になると誰が保証できるだろう?
早合点で行動することはスピードアップにつながるし、思考の節約にもなる。しかしそれが大きな間違いにつながることもある。
#興味のある人は「ヒューリスティック」や「バイアス」で調べて見るといい

一番怖いのは「見栄」から間違った理解をしてしまうことだ。専門家である自分がそれを知らないのは恥ずかしい、こんなことも知らないのでは周囲から馬鹿にされてしまう、自分を大きく見せたい・・・・見栄から「知ったかぶり」をして、却って恥をかいてしまう。

人に話せるか、資料を作れるか

自分が「知っていると思い込んでいる」かどうかを確認する簡単な方法は、そのことについて誰かに話すこと、もしくは、説明のための資料を作ってみることだ。
頭のなかでは完全に理解したつもりになっていたことも、アウトプットをしてみることでその内容が歯抜けだったり論理に整合性がなかったりということがよくわかる。

筆者がこのブログを書いているのは、「自分の思考を検証したい」というのが理由のひとつだ。

“What gets us into trouble is not what we don’t know. It’s what we know for sure that just ain’t so.”
何も知らないことが問題なのではない。実際は知らないのに、知っていると思い込んでいることが問題なのだ。

マーク・トウェイン

わかった気になるくらいなら、「わからない」ことを素直に認めた方がマシだ。

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