「できる人はやる。できない人が教える」
これはジョージ・バーナード・ショーの名言だが、独立した頃からずっとこの言葉を記憶に留めて活動している。
できる人はやる。自分が最も上手くやれると思っているのなら尚更だ。効率も良い。
自分ひとりの手に負えなくなったら?法人を作り人を雇い、自分が作ったシステムに沿って行動させればいい。
もちろん給料を払って。
できない人は?教えることで金を稼ぐ。
一般社団法人を作って、認定資格を作って、
同業者に成功のノウハウを教えようとする。
不動産屋や証券会社の売り込みを断る文句として
「そんなに儲かるなら自分でやれば?」というのがある。
「なんなら融資するよ、差額で儲ければいいよ」とダメおしすれば、
もう営業の電話はかかってこない。
なんちゃら協会とかなんちゃらアドバイザーとかも同様だ。
そんなに儲かる事業なら、社会的に意義があるのなら、なぜ自分でやらない?
法人で、全ての責任を負って事業を営めば、その果実も全て得られるのに。
答えは簡単で、やるよりも教える方が低リスクで儲けられるから、
もしくは、実際には実行するだけのスキルを持っていないか、だ。
例外としては、教師など「教えること」自体を専門としている業種は違うと思う。
小学校教師に、自分で小学生をやれ、と言っても困惑するだけだろうからね。