忙しい時ほど、回り道が必要だ。
偉大な宗教改革者マルティン・ルターは、
「今日はあまりにもすべきことが多いから、
一時間ほど余分に祈りの時間をとらなければならない」
と言ったという。
1時間も無駄に時間を過ごしたら、多くのことができなくなるじゃないか?違う。
祈りの時間は、心を整理する時間だと言い換えていいだろう。
仕事が多いからこそ、準備・段取りの時間をいつもより多めに取らなければいけない、という意味だと解釈している。
1時間余分に祈ったとして、仕事が2時間早く片付くのであれば、トータルで1時間お得だ。
目の前のことに追われがちだが、立ち止まって考えた方がいい結果につながることは多い。
誰だって、間違った方向に全力疾走はしたくはない。
どんなに時間をかけても、方向を見極めてから走り出さなければならない。