オルグのテクニック

オルグ、といっても若い方はわからないだろう。

オルグ (社会運動) – Wikipedia

オルグとは、主に左派系団体・政党が組織拡大のために、組織拡充などのために上部機関から現地派遣されて労働者・学生など大衆に対する宣伝・勧誘活動で構成員にしようとする行為、またはその勧誘者を指す

パーティーで、すごくフレンドリーな人に会えた、よかったと思ってたら、途中からど左の政治の話になるあれだ。
政治の話ではなくて、ネットワークビジネスや宗教のケースもある。政治以外では「オルグ」という言葉は使われないようだが、やってることは変わらないように思う。

「オルグ学入門」という奇書?がある、そこには個人をオルグする時の注意点として以下のような記述がある。

  1. 「札かくし」論理を進める上に都合の良い事実のみ拾い、都合の悪い事実は一切切り捨てる
  2. 「ハーフ・トルース」真実が少しあれば針小棒大に誇張する
  3. 「価値付与」目標を達成するためとろうとする戦術は美化した表現で
  4. 「価値剥奪」目標達成の障害となるものは、悪い感じを与える言葉で表現
  5. 「バスに乗り遅れるな」の心理を掻き立て、主張することに従わぬものは損をする。大勢の人が我も我もとしたがっているようなイメージを与える

まあ、説得のテクニックとしてはそうなんだろうが、あまりにもあからさまだなあと。
極め付けには「論理の飛躍・矛盾・誇張等は気にするな」ときた。

左翼の人とは生活圏が異なるようで、滅多に会うことはないが、オルグされないように気をつけなければ。

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