会議で「私も同じ意見です」を封じる方法

会議で意見を求める。最初の人が何か発言する。
二人目以降の人で「私も同じ意見です」と発言する方はいないだろうか?

この人が本当に前の発言者と同じ意見なのか、それとも何も考えておらず、ただただその場をごまかすために「同じ意見です」と言っているのか、それはわからない。
後者であれば、もう少しまじめに会議に参加して欲しいとは思うが。

考えた結果同じ意見なのか、そもそも考えていないのか。
その見極めは不可能だ。

紙に書いてもらう

この問題の解決策は簡単で、A4の紙なり付箋紙なりを配り、時間を取って議題に対する意見を書いてもらうことだ。
これで参加者全員、ゼロから自分の意見を考える事ができる。

制限時間を過ぎたら各自紙に書いた意見を発表してもらおう。紙を集めて、司会者が発表してもいい。
もちろん、同じ意見も出だろう。ただ、順繰りに発言させるよりも多様な意見がでる可能性は高まるだろう。

関連記事

  1. 計画を立てればストレスが減少する

  2. 仮眠の効果

  3. 時間、歯車

    仕事の見積もりは、想定時間の2.66倍で

  4. ディスコミュニケーション

    いらいらしない会話のために。「グライスの会話の公準」

  5. じっくり話合う

    ミーティング・会議という名称は大雑把すぎるのでは

  6. 機械ではなく人間だから