人と道具とのインターフェースにこだわる(ペン:LAMY Safari)

ここ十数年、手帳というものを持ったことがありません。

社会人になって2年目くらいにはPalm Pilotという「通信機能のないiPhone」のようなものでスケジュール管理を行ってました。当時は最先端だった、というか、単なるオタクだったのかもしれません。Palmが下火になってからは、その進化版であるClieを使い、2000年代後半からはGoogleカレンダーを使い、最近はiCloudで管理しています。

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(いろいろ買いました・・・)

 

ペンのお勧めはLAMYのSafari

そうはいっても簡単なメモなどの用途で紙に文字を書くことがあり、2年ほどまえからはLAMYのSafari(万年筆)を愛用。インクはブルーブラック。カートリッジ式なのでインクの交換も簡単だし、価格も2千円弱〜4千円程度と万年筆にしては安いのもありがたいです。

 

デザインも秀逸なのですが、何よりも書いていて「気持ちがいい」。これを文章で伝えるのは難しいので、ぜひ一度文房具屋で試し書きしてみて欲しいです。周囲の友人・知人にこの万年筆のすばらしさを吹聴してまわったところ、統計をとったわけではないが5割程度の人が購入してくれたような気がします、それくらい魅力的ということです。

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カラーバリエーションが豊富なので、ついつい買い増ししてしまいます。気がついたら3本になってました・・・

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限定カラーが出る、というのもマニア心をくすぐる。今年の限定カラーは「ネオン」。

書くという行為を少しでも気持ちよく

ペンなんて100円で買える時代です。モンブランなどの数万円する高級万年筆なら、宝飾品扱いということで理解できます。数千円のLAMY Safariは、そのどちらでもない中間の価格帯の商品です。この商品の最大の魅力は「書いていて気持ちがいい」ことです。

キーボードやマウスもそうですが、人間と道具(コンピュータ、紙)を繋ぐ「インターフェース」となる部分についてはお金をかけるべきだと思っています。日々の仕事を少しでも心地よくすることが、いい仕事をすることに繋がると信じているからです。

騙されたと思って一度体験してください。きっとあなたを虜にするでしょう。

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