チェックリスト(2)〜ペアチェックの効果

前回の記事では、ダブルチェックの危険性について書いた。

ダブルチェックをしても、
たとえばAさんがチェックを行い、
その翌日にBさんがチェックを行う・・
といったやり方だと効果は出ない。

二人一組のペアになって、
双方が同じ時間、
同じ場所でチェックを行う、
「ペアチェック」が望ましい。

ペアで確認作業を行うことで、
お互いの解釈の違いや
そもそもの勘違いを
その場で修正できるからだ。

いくつかテクニックもある。

入力と読み上げを交互に行う

AさんとBさんが二人一組で行う場合、
例えばまずはAさんが資料を読み上げ、
それを聞いたBさんが入力。

一定数入力したら今度は役割を入れ替えて、
Bさんが資料を読み上げてAさんが入力・・
を交互に繰り返す。

全ての入力が終わったら二人で確認する。

逆から見ていく

入力したデータをプリントアウトし、
資料とデータを突き合わせる。

Aさんは上から順番に見る。
Bさんは下から(逆から)見ていく。

逆から見ると視点が変わり、
気づかなかった間違いにも気づきやすくなる。

数字ならグラフにしてみる

これはペアチェックとは関係ないけれど、
間違い探しの方法として有益なので記載する。

数字のデータなら、エクセルを使って
一度グラフにしてみることだ。

数字の羅列ではわかりにくかった
タイプミスは、グラフにすると
大きな「ズレ」となり、
間違いが明確にわかるだろう。

目的を達成するために

ペアチェックは
ダブルチェックと違い、
同じ時間、同じ場所で二人が
作業する必要があるために
面倒ではあるが、
ミスを防ぐというその目的を考えれば
ペアチェックを行うべきだろう。

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