誰が原因かもうわからない

新型コロナウイルスによる社会の混乱は2021年も続いている。

「自分のせいで周りに迷惑」 コロナ感染 自宅療養の女性が自殺 | 新型コロナウイルス | NHKニュース

感染した人が周囲に迷惑をかけたと考え、自殺したというニュースもある。言葉にならない。

誠実な人間が損をする

巷間言われているように無症状でも感染するとしたら、もはや誰が感染源かわからない。
ある集団で感染者「A」がでたとして、その人が悪いのだろうか?
もしかしたら集団内にいた無症状の誰かがAに感染させたのかもしれない。
他にも、体調が悪いけどそのことを誰にも言っていなかった誰かがAに感染させた可能性もある。

たまたまこの病気に敏感な体質であり、体調不良を感じ、誠実に検査を受けたAが「犯人」として糾弾されるとしたら、こんなおかしな話はない。

感染者を責めれば解決は遠ざかる

これは企業における問題発生の場合も同様だが、
公表することに不利益があるとしたら、人はそれを隠蔽しようとする。当たり前だ。
そして、原因はますますわからなくなる。
爆弾はいつかそれが爆発する日まで、誰にも知られず、ひっそりと時を刻み続ける。

非合理かつ野蛮な行為をしないために

21世紀になって魔女狩りや異端審問のような行為が横行する社会が現出するなんて想像だにしなかった。
地方の零細企業の社長で中小企業診断士の自分には、社会の大きな流れを止めたり逆流させることはできない。
でも、せめて自分の責任の及ぶ範囲においては、そのような非合理かつ野蛮な行為が起きないようにしたい。

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