祓いたまえ

会社と自宅を結ぶ直線上に、櫛田神社がある。
出勤時に一回、退勤時に一回、毎日二回参拝することを習慣にしている。

神様のことはあまり信じてはいないけれど、仕事とプライベートのメリハリをつけるのにちょうどいい。

先日もいつものように会社帰りに立ち寄った。参拝しようと、十円玉を賽銭箱に投げ込んだ。
賽銭箱の横には、神主だろうか、着物を着た男性が居て、何かを片付けていた。
視界の片隅に入れつつ、いつも通りの所作でお祈りを。

「カサカサ」何か、頭の上で音が聞こえる・・・
目を開けると、神主さま?が、大麻(白い紙の短冊?がついた、お祓い用の棒)を、私の頭上で振ってくれている。

たまたまサービスでやってくれたのだろうか。
それとも、毎日参拝していることに気づいていて、敬虔さに心を打たれやってくれたのだろうか。
いやもしかしたら、そうせずにはいられないほど、悪い気が溜まっていたか、深刻な表情をしていたのだろうか。

いずれにせよ、なんか得した気分だ。

<後日談>
翌日の夕方に再度櫛田神社を訪問した。
賽銭箱の両側に神主?が常駐しており、お参りに来るひと全員にシャンシャンと大麻を振ってくれていた。
・・・・どうやら、山笠(お祭り)の期間の、サービスキャンペーンだったようだ。

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