ブログ毎日更新3周年。得たものと失ったもの

2015年の11月1日から、ブログの毎日更新を自分に課した。
記事の内容が濃い薄いはともかく、なんとかかんとか毎日書き続けることができた。
本日のこの記事でまる3年になる。

365×3=1,095記事。テーマは心理学から補助金の話まで雑多だ。
「誰にあった」「何を食べた」といった話は極力書かないように縛りを設けているので、
#私が誰に会ったとか、何を食べたとか、そんな内容に興味がある人は居ないだろう。
本の内容や(言える範囲での)仕事のこと、自分の考え方などを書いてきた。

ブログで得たもの

思考を深める、アウトプットの訓練

書くことは頭のなかを整理することにつながる。
頭のなかで考えていることをいざ書こうとすると、
矛盾や理解不足が見えてくる。
つまり、「自分が、自分が思っているよりも物事をわかっていなかった」ことに気づく。

これはなかなか辛い。だって、自分の理解不足を認めることだから。
ただ、そこから一歩進んで文章を書いていけば、
矛盾が整理され、理解不足な部分をさらなる学習で補完することができるようになる。

もし、このブログを誰一人として読んでくれていなかったとしても、
自分の思考を深めることができるというだけで、書き続ける意義はあると思う。

「継続して情報発信している」という信頼

また、継続しているということはそれだけでひとつの「信頼」になる。
記事の最終更新が半年以上前のホームページを見た潜在顧客はどう思うだろう?
飽きっぽい中小企業診断士と仕事をしたいクライアントはあまりいないのではないだろうか。

「隗より始めよ」、という意味でブログを書いているとも言える。

中小企業診断士として、クライアントの社長に情報発信の重要性を伝える際、
「そんなこと言っても、自分がやっていないじゃないか」と突っ込まれないためにだ。

ホームページが更新もなく長いこと放置されている、デザインも古い、
最近で言えばHTTPS化もされておらず、アドレスバーには常時「保護されていない通信」という表示が出ているのに気にしない、
そんな中小企業診断士から「情報発信の重要性」を説かれたクライアントは、素直にアドバイスに従ってくれるか?
まず無理だろう。

このブログを読んでくれて、新規で仕事の依頼をいただいた企業や公的機関もある。
また、一度取引のあったクライアントへの継続的な情報提供という意味でも、
このブログは効果をもたらしていると思う。
過去に取引のあったクライアントから、「ブログで見たのだけれど」と久しぶりの連絡が来ることもままある。

ブログを読む習慣のないクライアントも想定して、週一でメルマガも発行している。
#メルマガは2018年初頭からやっているので、そろそろ1年になる。
#配信を希望される方は当社までご連絡を。

ブログで失ったもの

それなりに時間をつかっている

書くための時間を確保しなければならず、やはり負担にはなる。
ほとんどのブログは当日の朝5時〜7時の間に書いている。
ひとつの記事を書くのにかかる時間は、短いときは20分、長いと1時間を超える。
ネタがどうしても思いつかず、ずっと悩むこともある。

直接の売上にはならない

売上に直接つながるわけではない。広告を貼っているけれど、
時給換算すれば数円程度と、最低賃金以下の労働だろう。

もっとも、このブログだけで儲けようという気はない。
儲けたいならもっと広告をベタベタ貼るだろうが、読みにくくなるのでそれはやらない。

あくまで本業である経営コンサルティング事業の情報発信としてのブログであり、
週刊誌のネタや政治ネタなど、アクセス数が集まりそうなものを書く気は今後もない。

ブログを書く時間を使って、セミナー資料を作ったり事業計画作成の仕事を請ければ、
もっと売上を上げることができたかもしれない。ただし短期的には、だ。
中長期的に考えればいまの方法が有利だと思う。時間はかかるが、前者より大きなリターンが得られる。
前述のように、わずかながらではあるが結果も出てきている。

アウトプットを意識すれば世界の見え方が変わる

世界の見え方を変える

明日から4年目に入る。
これからも毎日ブログを書き続けようと思っている。
本を読んでいても、ブログに書くかどうかを意識するかどうかで読み方が変わる。
散歩をしていても、人と話していてもそうだ。

アウトプットを意識して行動(インプット)すれば、おおげさに言えば世界の見え方が変わってくる。
世界の解像度があがり詳細を理解できるようになる。
対立した意見も自分の中に取り込み、咀嚼して、より堅牢な意見を持つことができる。
なにより、自分なりの独自の視点が見つかる。

アウトプット先はブログに限らない

アウトプットのかたちはべつにブログである必要はない。
自分がたまたま自営業者で、ブログを書くことがビジネス上の利益に繋がるからそうしているだけだ。
日記でもメモ帳でもチラシの裏でも、アウトプット先は何でもいいと思う。

ただ一点だけ、文字として残すことをお勧めする。
誰かと話しただけでは、「理解した気」になるだけで終わってしまう。
そんな浅い知識では、雑談には使えるだろうが、それで報酬をいただくことはできないだろう。

中小企業診断士はもっとアウトプットすべき

中小企業診断士、特に独立している人はもっとブログを書けばいいのにと思う。

福岡の同業者を見渡しても、ブログを書いている人はほとんど居ない。
哀しいかな、ウェブページ(ホームページ)すらないような方も居る。
#ネットに抵抗のないであろう、若い人でさえそうなのだ!

仮に書いていたとしても、数か月スパンで不定期に更新される程度だ。
いつ更新するのかわからないページをマメにチェックする人は、そうはいない。
つまり、ほぼ読まれていないだろう。

現在、中小企業の事業承継やM&Aが急速に進んでいる。
もう数年もすれば、中小企業経営者の世代交代が起きる。
新しい世代は、インターネットを使って情報収集を行うのが常態だろう。
検索してもウェブページひとつ見つからない中小企業診断士には、仕事が来ない時代になる。
その危機感はあるのだろうか?私はそれをとても恐れている。

私は独立直後、仕事もそれほどなく時間だけはありあまっていた時期にもっとブログを書いておけばよかったと後悔している。
もしそうしていたら、いまよりもっと事業が上手くいっていただろうに。本当に残念だ。

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