10年前の今日

ちょうど10年前の今日、私は無職だった。
夏期休暇に入る前に、それまで勤めていた
コンサルティング会社を退職したからだ。
次の就職先も何も決めていなかった。
数か月は食べていけるだけの貯金はあったので、
ゆっくり考えようと思っていた。

大学を卒業してから10年以上企業で働いてきた。
転職は何度かしたが、「次が決まってない状態」は初めてだった。

不確定な未来

中小企業診断士の資格を数年前に取得していたので、
独立しようかな・・程度のざっくりとした予定だけがあった。
細々ではあるが、当時は独身だったし、自分一人食べていくだけならなんとかなるだろうと。
もちろん不安はあった。コンサル会社で3年弱勤務した経験はあるが、何かのツテがあるわけでもないし、
営業経験はないので売り込みは苦手だ。ましてや、自分で自分を売り込むなんてとてもできそうにない。

仕事が取れなかったら、引きこもりになるかもしれないな。
うまくいかなかったら、どこかの企業に拾ってもらおう。
もしくは、実家の手伝いをするか・・・・・
そう考えながら、一年一年仕事をしてきた。

10年が経って

あれから10年経った。
まだ再就職をするような事態にはならず、
自分の力でなんとかやれている。
いや、自分の力、というのはおこがましい。
独立してから出会った様々な人に助けてもらいながら、
なんとか10年生き抜くことができた。
#正確にはあと10数日で、まる10年となる。
#多少のフライングにはなるが、あと10数日で会社が傾くことはないだろう。

ただ生き抜いただけではない。
法人化し、人を雇い、県外からも依頼が来るような
コンサルティング会社を作ることができた。

「計画通りだ」と言えれば格好良いのだが、正直、ここまでやれるとは想像していなかった。
3年前に策定した中期事業計画を大きく上回って推移している。

残る側の3割

いささかデータが古いが、2006年の中小企業白書によれば、10年後に存続している企業は3割以下だそうだ。
個人事業所に限れば、1割強しか残らない。

「10年後、残る側の3割」になんとか入れたことに安心している。
もっとも、11年目以降は安泰、というわけにはいかないので、今後も弛まぬ精進が必要なのではあるが。

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