実家(離島)から車で30分ほど走れば、初日の出が綺麗に見えるスポットがある。
島の東側には長崎県(九州)があるが、海の向こうなので目視はできない。水平線から太陽が上がる。
昔は車を停める場所がないほどの混雑だったこの場所も、高齢化と過疎化のせいか人もまばらだ。
地方創生だと叫び、いくらお金を突っ込んだところで、この状況が変わるとは到底思えない。
単純な解決策は江戸時代のような極端な移動の制限だろうが、現代では実行は不可能だ。
1月1日の朝日も、10月10日の朝日も特に変わりはない。人間がそこに意味をつける。
本当なら毎日でも朝日を拝みたいところだが、都会に住んでいるとそうもいかない。
神社やお寺はまだ理解できるが、初日の出にお願いをしたら、誰がそれを叶えてくれるのだろうか?太陽神ということで、天照大神?
あまり深く考えずに、ただただ美しい日の出を楽しめればそれでいいか。