「かくありたい」と思われる

知人社長がこう言っていた。

「自分は社員から尊敬され、社長のようになりたい!、と思われるような人間であるよう努力している」

私はそれを聞いて驚いた・・・正直、自分にその発想はなかったからだ。

知人の考えは素晴らしいと思う。社員の目を気にすることで自分を律しているのだろう。
彼は元々尊敬に足る人間なのに、さらなる高みを目指している、本当に立派だと思う。

振り返って、自分。
社員から「社長のようになりたい」なんて、1ミリも思われていないだろう、それは自信がある。
女性スタッフからは「社長がもし自分の旦那だったら絶対に我慢ならない」と言われたことなら、ある。

「かくありたい」と誰かに思われたいという気持ちはない。
社長になる前も、なってからも、これからもきっと。
人は自分の好きな生き方を、自分の責任で選択したうえで、しっかりと生きるべきだ。

もし、今後誰かに何かの間違いで「社長のようになりたい」と言われたら、
「そう言ってくれてありがとう。でもしんどいのでやめた方がいいよ」
と返答すると思う。

関連記事

  1. ほんのちょっとしたこと

  2. 願望は誰でも言える

  3. 出張続き/お金と健康と時間

  4. 「偶然」と「時間」という暴君

  5. 偉大な人は「聞く」

  6. 世界が歪んで見えるとき

最近の記事

  1. 2025.07.17

    ぜいたく品
  2. 言葉に力がある
  3. 2025.07.10

    飾り山笠
  4. 2025.07.08

    結界
  5. ロボット

読書記録(ブクログ)