哲学者が王にならない限り

ソクラテスはこう言った。

「哲学者が王になるか、王が哲学をやらない限り、国に不幸が止むことはない」

現代なら「王」は「社長」と言い換えてもいいだろう。
株主一名で代表取締役を兼ねている中小企業の社長なんて、良くも悪くも王様みたいなもんだ。

ローマの皇帝、マルクス・アウレリウスの残した「自省録」という本が好きで、
折に触れて読み返している。

漫画・ドラマが大ヒットした「ミステリという勿れ」の小道具として使われていたので、
聞いたことのある方もいるのではないだろうか。
興味がある人は一度読んで見てほしい。

まだ30代の頃の私は感動し、「マルクスのように生きていこう」と思った。
哲学のある生き方をしたいと、心からそう思った。

ところがそれが叶わぬまま、仕事に追われ続けて気がついたら社長になってしまった。
哲学者が社長になったわけではないので、選択肢としてはもう一つしかない。
すなわち、社長として、哲学をやり続けないといけない。

社員や取引先を不幸にしないために。

関連記事

  1. 正義、校正、法律

    正義の気持ち良さ

  2. 経営者になりたかっただけ

  3. 攻撃への対応

  4. 正義を言い始めると、人は不幸になる

  5. 意思の力は、実行能力が不足しているときにだけ必要となる

  6. 花を愛でる余裕(精神的にキツイかどうかの判断基準)

最近の記事

  1. 2022.11.30

    思えば遠くに
  2. 2022.11.29

    暗黙の信頼
  3. 2022.11.22

    今期が終わる

カテゴリー

読書記録(ブクログ)