不安とうまく付き合う

創業して15年くらい経った(あまり真面目にカウントしていない、もしかしたら誤差があるかもしれない)。
人も増えた、取引先も増えた。
毎週、取引先に送付しているメールマガジンは、登録者2000名以上だ。(読んでる割合は少ないとは思うが)

数年前だろうか、社内で何が起きているか、仕事がどう進んでいるか、自分で把握できないモジュールというか、部分が増えてきた。
最初はそれが不安だった。何せ、最終責任を取るのは自分だ。把握できていないことの責任を取るなんて・・・・しかもその責任は、マックスで自己破産というなかなかハードなものだ。

数年前それに気づいたとき、少しの間、全体を把握し続けようと足掻いてみたが、無理だと諦めた。
今は、ある程度の大きな流れさえ把握しておけば、あとは社員に任せても大丈夫だと思えるようになった。
不安はないといえば嘘になる、不安とうまく付き合えるようになった、というところか。単に鈍感になっただけかもしれないが。

全体を把握していないという不安に耐えられなければ、一人ないし若干名で会社を運営するしかない。
それはそれで楽しいことだとは思うが、今のような情報投資はできないし、大きな仕事もできなくなる。
私はいちプレイヤーとしてずっとずっとハードな暮らしをすることになるだろう(それはそれで楽しいのだが・・・)

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