下戸の言い訳

私は酒が飲めない。
まったく飲めないという訳でもない。
ビール1杯くらいならなんとか大丈夫。それでも翌日は調子が悪くなる。
2杯飲んだら頭痛が始まる。

鍛えることはできたが

私が大学に通っていた90年代中盤は、下戸だからと許されるような時代ではなかった。
先輩に命令されるまま無理に酒を飲んでいたら、それなりに飲めるようになった。(急性アルコール中毒にならなかったのは本当にラッキーだった)
20代前半の頃は、サッポロビール園で15杯くらいジョッキで飲み、後輩に引きずられてホテルに戻った記憶がある。翌日は酷いことになったが。
酔ったことで自制心を無くし、トラブルにも遭遇した。思い出すだけでも恥ずかしい。

社会人になり、入ったのがIT業界でかつ女性の多い職場だったせいか、酒を飲む機会は激減した。
もともと好きで飲んでいたわけではなかったので、大学時代に鍛えた肝臓?もすっかり元に戻ってしまった。

いまは、特別なことが無い限り酒を飲むことはほとんどない。
仕事で大きな成功をした時に、350mlの少し高いビールを買うくらいだろうか。
それでも全部飲みきることはできない。

飲めそうに見えるらしい

酒は飲めないけれど酒席は嫌いではない。
ウーロン茶をがぶ飲みしながら、酔った人達と楽しい会話を交わすのも楽しいものだ。

私が酒を飲めないと言うと、皆意外そうな顔をする。
どうやら酒豪の外見をしているらしい。
九州人のステレオタイプなイメージも影響しているのだろう。

昔は酒を飲める人を見てうらやましいと思っていたけれど、直系親族はほとんど酒に弱いので、これは遺伝だと諦めている。
酒を飲めないことで損しているところ、失っている何かもあると思う。でも仕方がない。
もっとも、酒飲みが言う「酒を飲まなければ人生の半分は損している」というのは、ちょっと言い過ぎだと思うけれど。

思考と自制心

エイブラハム・リンカーンは、思考や自制心がおかしくなるのが嫌で、酒を飲まなかったそうだ。
そういえば、現代のアメリカ大統領であるドナルド・トランプも、意外ではあるが酒を一滴も飲まないらしい。

思考や自制心を常に保つという意味では、下戸も悪いものではないかもしれない。

話はずれるけれど、私の好きなリンカーンの言葉を紹介したい。

I don’t like that man. I must get to know him better.
私はあの男が好きではない。(だから)もっと彼の事を知る必要がある。
ーエイブラハム・リンカーン

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