どこに行ったとしても

Wherever you go, there will always be you.
「あなたがどこに行こうと、そこにはあなたがいる」

誰の言葉かは知らない。
大阪や東京で暮らしても、日本の僻地を旅しても、海外旅行に行っても、
新しい自分が見つかることは特になく、
生まれた時から薄く積み重ねた、見慣れた自分がいつも通り一緒にいるだけだった。

何をどうやっても離れられない「自分」とどう付き合うか。

自分を変えずに、自分に合った環境を見つけるか、なければ作るか。
それとも、環境に合わせて自分を変えるか。

結局自分は環境に合わせることができなかったようで、サラリーマンを
うまくやることができなかった。10年ちょっとでもう無理だなと諦め、
そのあとはフリーランスや会社経営など、自分に合った環境を作ろうと模索した。
15年ほどそうして、ある程度はうまくできたと思う。ささやかではあるが。
もちろん自分一人の力ではなくて、いろんな人の協力あってのこそだ。

しかし、うまくいかなかったらどうなっていただろう?
考えるだに恐ろしい。歯車が、パズルのピースが、一つでも違ってたら、
全然別の結果になっただろうから。

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