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ビデオ会議で完結するか?

このご時世なので、zoomやskype,Hangoutなどでのいわゆる「ビデオ会議」も増えてきた。

技術的には昔から可能だった。それこそ20年くらい前から同じ事はできていた。
#もちろん、今の目から見れば当時の性能はひどいものだったけど。

本来、もっと早い段階でこれらのツールを活用することができていたけど、
人間の習慣とは恐ろしいもので、「やはり直接会わないと」と、利用は限定的だった。
今回、外出を制限されたからこそ、テレワークの一環としてビデオ会議の有用性が改めて注目された。

使ってみれば便利だとわかる。移動のための費用、時間、いろいろなものが節約できる。
#電車やバス、飛行機などの交通機関や、地方のビジネス街にある飲食店などにとっては悪夢以外の何者でもないだろうが。

当社は以前から、東北地方の企業から依頼を受けた場合などは電話とメールだけで業務を行っていた。
長い付き合いではあるものの、直接会ったことはない、というクライアントもいくつかある。
#いつかご挨拶に伺いたいとは思っている。

当社のような地方都市にある企業にとっては、直接現地に伺わず、ビデオ会議だけで業務が完結するのであれば、非常にありがたい。
とはいえ、これはあくまで過渡的な事象であって、いまの混乱が落ち着いたら、「やっぱり直接会って話さないと!」と、揺り戻しが来るだろうなと想像する。

個人的には、どれだけ技術が進歩しても、ビデオ会議は直接会うことの完全な代替にはならないと思っている。
先進のIT企業がなぜ都市に集積しているのかを考えれば自明だ。
完全リモートを標榜する海外のIT企業ですら、年に一回は本社に集合するそうだ。
「場の共有」をゼロにすることはできないのだろう。理由はわからないが。

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