マックのタッチバー機能についての感想を少し。
私が本格的にPCを触り始めた20年前からキーボードに存在していたファンクションキーを無くす、、というアイデアにはびっくりした。
新しいマックには、ファンクションキーの変わりに細長い液晶タッチパネルが付いており、操作状況に応じて表示内容が変わる仕組みになっている。
実際に使ってみた感想は、目新しくはあるものの「ないと困る」ようなものではない、といったところか。
もっとも、当方は書類作成等のビジネス利用がほとんどで、クリエイティブ系(画像処理や動画編集、音楽制作など)はあまりやらないので、そっち系のユーザはまた違った感想を抱くのかもしれない。実際、フォトショップ(画像編集ソフト)を使っている際にタッチバーに表示されるものを使いこなせば、従来よりも生産性が上がるように思う。
事務所ではデスクトップ(5K iMac)を使っており、こちらは従来型のキーボードなのでタッチバー機能がついていない。ノートパソコンで作業するときしか使えないタッチバーは、双方の環境を頻繁に行き来していると使いにくい。
タッチバーが搭載されたデスクトップ用のキーボードが発売されたら、すぐに購入して環境を統一したいところだ。
現状ではこの機能のためだけに買い換えるほどの必要は感じない。ただ、可能性は感じる。
よく使うワードやエクセル、パワポや他のサードパーティアプリがタッチバーに対応したら、私にとっての利便性が増して、評価も変わってくると思う。
タッチバーと直接関係はないが、同時に搭載された「Touch ID」(指紋認証機能)は便利だ。これとApple Watchのパスワード解除機能を使えば、Macでパスワードを入力することはほぼなくなる。