ITが記憶の再生を強制する

DayOne(デイワン)という日記アプリをずっと使っている。

Day One – Your Journal for Life. App for iPhone, iPad, and Mac.

ブログに書くのは誰かに見られることを意識した文章だけれど、
DayOneに書くのは、誰にも見られたくない文章だ。
誰かへの感謝や、自分の人間的に弱い部分、醜い部分を赤裸々に書いているので、他人に見られたら恥ずかしくて死んでしまうだろう。

このアプリ、過去の同じ日に書いた日記を表示する機能がある。
今日であれば、2015年、2016年、2018年の同じ日(6/28)に書いた日記が表示されていた。
(2017年と2019年のこの日には、さしたる事件はなったようだ。)

2016年の今日は、玉名市に仕事で行っていたようだ。
とある温泉旅館の社長と打合せした。この仕事は残念ながら受注に到らなかった。
早く着きすぎて時間を調整した近くの公園、仕事終了後に係ってきた電話、帰り際に入った温泉、忘れていたいろいろなエピソードを思い出した。
エピソードを思い出せば、当時の感情も蘇る。
始めた雇ったスタッフにどう仕事を振ればいいのか悩んでいたことや、
突然ふってわいた新しく、大きな仕事のチャンスに、不安でたまらなかったことや。

ITの力によって、無理矢理に記憶を再生させられたようなものだが、気分が悪くはない。
逆にこのアプリを使っていなかったら、4年前の出来事を思い出すことは一生なかったかもしれない。

過去を鮮明に思い出せれば、当時と比べて自分とそれをとりまく状況の何が変わったか、何がそのままなのかがよくわかる。
そして、いい方向への変化には、きちんと感謝しなければならないことも。

当時のカレンダーを見直すと、予定がスカスカでいまとは大違いだ。
いまは打合せに時間が取られて、事務作業や社内システム構築、未来に向けての検討がおざなりになっている。

当時くらいの予定の空き具合であれば、いま考えていることも全て実行に移せるのだけれど。
少なくとも8月初旬までは仕事が一杯で、そんなことは実現できそうにもない。

(当時玉名で撮影した写真。iPhone6だろうか)

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