パソコンで文字や画像をコピーし貼り付ける、「コピペ」の作業。
毎日大量にやっているこの作業を効率化するソフトがある。
Macなら「Clipy」というソフトだ。
使い方
インストールして、ショートカットキー(コマンド+シフト+V、設定で好きな組みあわせに変更可)を入力すれば、過去にコピーした文字や画像の履歴が表示され、選択すればその文字を再利用することができる。
通常は、例えば「米倉」という文字をコピーして貼り付け、次に「田中」という文字をコピーすれば、最初にコピーした「米倉」はもう使えなくなる。Clipyを使えば、過去のコピーした履歴をいつでも好きな時に呼び出せるので、編集作業がかなり楽になる。
また、スニペットといって、あらかじめ文字を登録しておいて呼び出すこともできる。
Clipyだけでなく他にもクリップボードの履歴を管理する無料のソフトはたくさんある。好みにあったものを使うといいだろう。
Windowsなら「clcl」というソフトがあるようだ。こちらはAlt+Cで過去の履歴を呼び出すことができる。
ささいなことの積み重ね
このソフトを導入すれば、コピー作業を大幅に減らすことができる。
ひとつひとつの時間はたいしたことがないのかもしれない。
自分が毎日何回「右クリックしてコピー」もしくは「Ctrl(cmd)+C」をやっているか、思い出せるだろうか?
コピーすべき文字や画像を探す時間も含めると、一年積み重ねればかなりの長さになることだろう。
ツールを使うのに慣れる時間を考慮しても、十分に元が取れる取り組みだと思う。