WEB3、ブロックチェーン、DeFI、NFT、DAO、メタバース・・・数年前まで「これが未来だ」と騒がれていた技術は全て、よりわかりやすく、より実用的な生成AIに話題をさらわれてしまった。今ではそれらのワードに言及する人はほとんどいなくなった。(少なくとも、私の観測範囲では)
インターネットが出た時も、WEB2.0の時も、そしてWEB3と言われた一連の技術も、ネットの新しい技術はいつも「平等で平和な未来」を約束して、数年後に裏切ってきた。生成AIでも「面倒な作業はAIに任せて、人はより創造的なことに注力できる」とお花畑の未来を語る人がいるけれど、ただ格差が拡大して貧困が広がるだけのように思う。だってホワイトカラーの必要量が(いずれはブルーカラーも)減るのだから。
そもそも人間って、暇があったら創造的な作業に没頭するものだろうか?この手のことを言う人は、思索や執筆、楽器の演奏やスポーツを想定しているのだろうが、ほとんどの人は持て余した時間をネットゲームや映画、SNSへの書き込みに使うだけではないか。それらに注力する人生が悪いとは言わないが。
私が大学4年生の時に学校の電産室でマニュアルに従って恐る恐る立ち上げたMosaicが一瞬見せてくれた未来は残念ながら到来しなかった。まあ、今の現実もさほどは悪くはない。もしかしたら「来なかった未来」はひどいディストピアだったかもしれないし。















