書物を読むということは、他人が辛苦してなしとげたことを、容易に自分に取り入れて自己改善をする最良の方法である。
ソクラテス
というわけで、毎年恒例の読書まとめ。
#2018/10/8追記
メディアマーカーのサービス停止に伴い、「ブクログ」へ移行しました。
https://booklog.jp/users/yonequera
読破数
一日一冊にはわずかながら及ばず。あと5冊なので帰省してから読める!と思っていたら、実家に着くやいなや母親より年賀状データベースの入力を命じられ、達成できませんでした。
ただ、毎年忙しくなっていく仕事のなかで、前年比プラス94冊を読破できたということで個人的には満足しています。
たくさん読めばいいってもんじゃないですけどね。
経験も大事ですけど、経験を他の事例に敷衍できるようにするためには、知識が必要です。
経験だけじゃだめ、知識だけでもだめ。考えればあたりまえの話です。
中小企業診断士だ、先生だなんつって威張っていても、現場の経験ではクライアントに勝てるわけないので、その分知識量を増やさないといけません。
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表を見ると、Kindle(電子書籍)の購入頻度が昨年より上昇しています。やはり、いつでも購入できてかさばらないというのは魅力です。
購入金額
約58万、今年も後先考えずに買いました。
最近は購入した書籍はすぐに裁断>スキャン>PDF化しているので、以前のように「本買ったけど、もう置くところがない・・・貸倉庫を借りるべきか云々」という悩みが消えました。
いつも書いているように、本代というのは経営コンサルタントとして喰っていくための「売上原価」なので経費がかかるのは仕方がありません。
福岡県中小企業団体中央会の会報に連載を持たせてもらってから2年間、ネタ切れにならず連載を続けてこられたのも、過去の読書によるネタの蓄積あってこそです。
巨人の肩に乗って
2011年の読書まとめでも言及してますが、好きな言葉なのでもう一度。
アイザック・ニュートンは1676年2月15日にロバート・フックに宛てた書簡で次のように書いています。
If I have been able to see further,it was only because I stood on the shoulders of giants.
私がさらに遠くを見ることができたとしたら、それはたんに私が巨人の肩に乗っていたからです。
読書により、たくさんの巨人(偉大な先人)の肩に乗る。
遠く・広くを見わたしながら、目の前の仕事を着実にできるように。
今年も仕事の合間を縫って読書にいそしむことにします。