自分を拡げる(2012年読書まとめ)

iStock_000002193842XSmall経営コンサルタントの「仕入れ」は読書です。 依頼いただいた業種に関連する本、経済の基本的な知識、最新の経営理論や心理学など、身につけなければいけない知識は多々ありますし、原始仏教から国際リニアコライダーまで、個人的な興味がある分野も幅広くあります。 静かな場所でコーヒーを飲みながら読書をする、それは私の最も幸福な時間のひとつです。 昔から「倒れてきた本棚につぶされて死ぬなら本望」と思ってきた私の読書ライフ、2012年は如何なものでしたでしょうか。

読書冊数

Done book まずは読破冊数です。266冊。ホームページで「一日一冊」を謳ってたわりには、目標達成できていません。しかもうち15冊くらいはマンガです。 月別に見ると、やはり仕事が忙しい(=アウトプットが多い)時期は読書冊数が低下しますね。 以前習った速読のおかげで読むスピードは速くなったのですが、絶対的な読書時間が足りないのだと思います。 余談ですが、コンサル会社に転職してすぐの飲み会で先輩から「コンサルは本を読まないといけない、最低でも月23冊は読め!」と言われたことを覚えています。266冊を12ヶ月で割ると22.16冊なので、それも満たせていません。 その先輩は私と入れ替わりで退職したので、なぜ23冊と中途半端な数だったのかは結局聞けずじまいでした。

購入冊数および購入金額

Buy book Buy yen 434冊購入、総額475,229円。 かなり使ってますね。 読破数が266冊なので、バックログが溜まる一方です。 自宅の本棚が大変な状況ですがこれは書籍のPDF変換サービス(いずれブログで書きます)を使うことで解決できる予定。 以前このブログに書きましたが、読書しなくなったら経営コンサルタントとして「終わり」だと思っていますので、来年以降も同じような金額を書籍に投資し続けると思います。 読破数の上積みが課題ですので、一日の何処かを強制的に読書時間として当てようかと。 話題の電子書籍端末「Kindle Paperwhite」も購入し、来年からは電子書籍の割合が増えるかもしれません。

本年もありがとうございました

2012年も終わろうとしています。いま実家(長崎県五島列島)でゆったりと報告書を書いています。 今年もさまざまな人に助けられた一年でした。仕事をいただいた企業や団体の皆様、 仕事を手伝ってくれたりアドバイスを与えてくれた方々、本当にありがとうございました。 私の好きな言葉の一つに、論語の「知之者不如好之者、好之者不如楽之者」というのがあります。 意訳すると、「よく知る人も好む人には勝てない、好む人も楽しむ人には勝てない」 つまり、何事も楽しんでやろう、その方がよい結果になる、という意味だと解釈しており、それを実践するようにしています。 ときおり「真面目にやれ」と怒られますが、当人はいつも真面目です。 決してふざけているわけではありません、孔子の教えに従っているだけでして・・・ 予めご諒承ください。 来年もよろしくお願いいたします。

関連記事

  1. 読書が捗る

  2. 本が読めればそれでいい

  3. 一時間の読書で 〜2023年読書まとめ

  4. アマゾンを使って図書館の本を検索・予約する方法

  5. 良本の要約が読める雑誌「トップポイント」

  6. 本が読めているぞ

最近の記事

  1. アイデア、ビジネスプラン、歯車
  2. 2024.11.01

    執着を捨てよ
  3. 2024.10.31

    公共の利益

読書記録(ブクログ)